ごく日常的な症状の頭痛ですが、あまりにもひどい痛みだったり、慢性的に頭痛がしたりすると、さすがに心配になりますよね？

「もしかしたら脳腫瘍かも知れない」…そんなふうに考えるのも無理はないでしょう。

たしかに、大きな疾患が原因で頭痛がしていることもあります。

そんなときは身体からのサインを見逃してはいけませんし、精密検査をすることも必要でしょう。

しかし、病院の検査でとくに異常が見られなければ、痛み止めを処方されて終了です。

ちょっと話がそれますが、あなたは、人間の頭の重さがどれくらいあるかご存知でしょうか？

答えは、体重のじつに10～15％です。

体重が50㎏の人なら、5㎏以上もあるのですね。

これだけの重さの頭を支えているわけですから、首に負担が掛かりやすいのは無理もありません。

正しい姿勢を保持できている状態では、バランスよく重さが分散して、思ったよりも首には負担が掛からない構造になっています。

しかし、ひとたび身体のバランスが崩れると、首には過度の負荷が掛かって筋肉が硬直し、周辺の血管や神経を圧迫して頭痛を引き起こすのです。

つまり、頭痛の本当の原因は、骨格バランスの乱れであると言えるのです。

頭痛には、いろいろな症状の出方があり、痛みの感じ方も人それぞれです。

代表的な頭痛のパターンには3つありますので、以下で特徴を述べていきます。

1．ズキズキする痛み…「偏頭痛」といわれる頭痛のタイプです。

脳の血流が低下して、一気に血管が広がるために起き、拍動と一緒にズキン…ズキン…と痛みが繰り返されます。

ストレスやホルモンバランスの乱れ、飲酒などがきっかけになるといわれています。

月に1回から2回の頻度で起こる場合が多く、3時間程度で治まるものから3日程度持続するものまであります。

2．締め付けられるような痛み…「緊張型頭痛」と呼ばれるタイプです。

首・肩のコリによって首の周辺の血管が圧迫されて起こってきます。

緊張型頭痛は日本人に最も多いタイプで、ストレスが大きく関与しているといわれています。

1日程度で収まる場合もあれば、2週間以上にわたって頭痛が続くケースもあり、個人差が大きいです。

3．締め付けられるような痛み…「群発性頭痛」と呼ばれる頭痛は、ギューッと締め付けられるように感じ、「ハンマーで殴られたような感じ」と表現する人もいるほどの、非常に強い痛みを感じます。

首の血管や三叉神経が圧迫されることや、血液環境の変化によって引き起こされるといわれています。

目のまわりから頭の前～横にかけて痛み、リラックスする時間帯に起こりやすいです。

夜間や睡眠時などに起きるので、厄介だと言えます。

愛煙家や愛飲家に多く、数週間から数ヶ月の長きにわたって痛みが続くケースも多いです。

「頭痛の分類はいいから、肝心の治し方を教えて欲しい」と言う声が聞こえてきそうですね。

ストレスなども頭痛のきっかけになるでしょうが、当院では、一番の原因は骨格のゆがみによる筋肉のコリだと考えています。

とくに、日本人に多い緊張型頭痛の原因は、骨格のゆがみに由来する首・肩の筋肉の過緊張が真犯人です。

デスクワークやスマートフォンなどのデジタル機器に囲まれている現代人は、おなじ姿勢で長時間作業をすることも多く、首に負担を掛ける機会が多くなりました。

骨格のゆがみプラス姿勢の悪さが、頭痛に拍車を掛けていると言えるでしょう。

頭痛の痛みを取り除くには、首まわりの筋肉の緊張をほぐしてあげることです。

そして、骨格のゆがみを正確に調整し、頭痛の根本的な原因を解消します。

当院で施術を施すのは、国家資格を持った「柔道整復師」です。

スタッフが患者さんの身体を視診や触診することで、知識と経験から身体の不調の原因がどこにあるか探り出すことができます。

骨格のゆがみを矯正する施術は、軽いタッチで、痛みを感じることなく正しい位置に調整することができます。

当院オリジナルの技術ですから、だれにでも真似できるものではありません。

慢性的な頭痛に悩まされて、頭痛薬をもう飲みたくないと思っているならば、ぜひ一度当院の治療を受けてみませんか？

きっと後悔はさせません。